Q2-8 特許の要件である『進歩性』とは?

A2-8
進歩性とは公知の発明を利用して(進歩した技術を用いて)、容易に発明できないことをいいます。特許を得るための要件の一つです。

進歩性の有無はどう判断するの?

進歩性の判断は、その分野の従来から存在する特許発明が、類似点と相違点をあげながら、論理づけによって出願された発明の内容に到達可能かどうかでなされます。論理付けが出来なければ「進歩性」があると判断されます。

なぜ特許要件に進歩性が求められるのか?

進歩性が特許要件に用いられている背景として特許法の目的が産業の発展であることがあります。容易に発明できるようなものが権利として乱立すると、かえって進歩性のある技術の開発がしづらく産業の発展に結びつかない、という考えにもとづいて、進歩性が要求されているといえます。

特許を受ける要件

特許取得の前提として、その対象が特許法上の「発明」であると見なされたならば、次にその発明が特許を受ける要件を満たしているかが審査されます。その要件の一つとして「進歩性」が要求されます。

進歩性と新規性

進歩性と新規性の有無は特許の審査の際に最も拒絶理由としての争点になります。新規性、進歩性ともに個人では判断しづらい部分があるので事務所に相談するのが無難であると言えます。

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