Q5-5 PCT出願のメリット・デメリットとは? |
A5-5
PCT出願は複数の国に出願する場合は負担を大きく軽減できますが、ごく少数の場合は直接出願する方がPCT出願よりコストが少なく済む場合があります。
PCT出願を利用した方が多くの国に一度に出願できて便利?
-
PCT出願(PCT:特許協力条約を利用した出願)は日本の特許庁に国際出願書類を1通出すだけで、世界の主要な国のほとんどに対して出願日の確保が出来るので、時間的にも経済的にも負担は少ないと言えます。また、PCT出願の場合、国際調査や国際予備調査など独自の制度を利用することも出来るので非常に便利です。しかしながら、必ずしもすべての場合で、PCT国際出願をした方が良いかというと、そういうわけでもありません。審査も各国毎に行われます。場合によっては権利を得たい国に直接出願した方がPCT出願よりも便利な場合もあります。
PCT国際出願のメリット
PCT国際出願のデメリット
-
権利を獲得したい国が少ない場合は、直接出願の方がPCT出願より費用が安い場合があります。
などのPCT非加盟国での特許は取得できないので、個別に直接出願を行わなければなりません。
PCT出願の権利期間(存続期間)とは?
-
PCT出願によって取得出来た特許権の権利期間はそれぞれの国の法で定められた権利期間に基づきます。アメリカの権利期間ならば20年、中国の権利期間ならば特許は20年、実用新案10年、インドの権利期間ならば14年と国によって様々です。
参考:各国の存続期間
-
※質問があるものを中心に記載しています。
参考:特許庁;各国産業財産権法概要一覧表
Posted at 2008-8-4
関連する記事
- 【ひ特許用語集】PCT
- 【5.国際出願】Q5-6 アメリカ(米国)特許の特徴とは?
- 【5.国際出願】Q5-4 国際出願におけるPCT:特許協力条約とは?
- 【そ特許用語集】存続期間
- 【4.特許出願(制度・用語・知識)】Q4-7 自己出願のデメリットとは?
質問は無料で受け付けています
特許に関する疑問・質問がありましたら、お気軽に質問フォームよりご質問下さい。














