Q8-13 特許審査ハイウェイとは?

A8-13
特許審査ハイウェイとは、第一国(自国)で特許可能と判断された発明を含む出願を、特許審査ハイウェイを利用することで、第二国(出願する国)での権利を得るまでの手続き・審査を簡易化し、早期の権利審査を促すとともに、各庁審査負担の軽減を図る制度です。

特許審査ハイウェイのメリット・目的

特許審査ハイウェイとは二国間の特許手続きを簡易化する制度で、第一国で特許査定を受けている発明を第二国に出願する場合は、ある程度その出願に対する特許性が保証されているみなせるために、第二国での手続きなどを簡易化し、早期の審査を行う事で、第二国での負担を軽減するとともに、出願人の負担を軽減する制度です。
以上のことを踏まえると、特許審査ハイウェイのメリットは以下のようになります。

  • 出願人の海外への出願の負担を軽減し、早期の権利取得を可能にさせる
  • 両国特許庁の審査にかける負担を軽減させる
  • 特許審査ハイウェイの要件

    日本特許審査ハイウェイを利用するための要件は以下の四点を満たすことです。

    1. 日本の出願を基礎として相手国になされた出願であること
    2. 日本の出願において特許査定がなされている(またはその請求項を含む)出願であること
    3. 相手国になされる出願の全ての請求項が日本出願の特許可能と判断された請求項に十分対応していること
    4. 相手国になされる出願の審査が開始されていないこと

    日本の特許審査ハイウェイの現状

    現在日本特許庁との間で本格実施している特許審査ハイウェイ

  • 日韓特許審査ハイウェイ:韓国特許庁と平成19年4月より
  • 日米特許審査ハイウェイ:米国特許商標庁と平成20年1月より
  • 日本特許庁との間で試行プログラムを実施している特許審査ハイウェイ

  • 日英特許審査ハイウェイ試行プログラム:英国特許庁と平成19年4月より
  • 日独特許審査ハイウェイ試行プログラム:ドイツ特許商標庁と平成20年3月より
  • 日-デンマーク特許審査ハイウェイ試行プログラム:デンマーク特許商標庁と平成20年7月1日より
  • Posted at 2008-12-10

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