Q9-1 特許の目的とは?

A9-1
特許の本来の目的は産業の発展であるとされています。発明によって生まれたものを保護することによって、創作する者の創作意欲を奨励して経済を発展、ひいては国民生活の向上をはかっていくことが目的です。

なぜ特許法が定められたのか?

逆にもし特許がなかったとしたらどうでしょうか?A社が何か発明をしたとして、その発明品を使って商売を始めました。ところがB社はA社と同じものをより安い値段で売り始めました。当然同じものなので消費者の方はみなB社の製品を買います。A社は少しでも利益をだそうとB社よりも安い値段で売り…という過当競争を繰り返すかもしれません。
このような過当競争では最後には双方、利益が得られなくなってしまう。それでは目的が果たせません。また、創作者側の創作意欲も薄れてしまうでしょう。
そのようなことのないように、また新しい技術や発明によって産業が活性化していくことを目的に定められたものが特許法だといえます。
また、優れた発明を公開することによって一定期間の独占権が付与されます。それを活用することによって得られる経済的利潤で新たな発明・開発に取り組んでいけることは産業の発展に大きく寄与しているといえます。

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