著作権信託
著作権信託とは知財信託の一種で、著作権を対象とする知財信託の最大のメリットはその権利を信託銀行を通して小口化し、一般投資家や機関投資家に販売できるため、資金調達が安定するという点にあるといえるでしょう。
国内初の著作権信託は2004年11月24日のアーティストハウスと住友信託銀行の例で、アーティストハウスの所有する映像ソフトの販売権を住友信託銀行が信託財産として預かり、小口化して一般投資家に販売を行うという手法でした。この知財信託の手法の最大の利点は住友信託銀行という強力な販売網を利用して、アーティストハウスが資金を集めることができるという点にあります。
また2005年4月にディーライツとみずほ信託銀行の間で行われた著作権信託が知財信託の事例としては有名であり、DVDの売り上げや海外放映のライセンス料などで将来作品が生むであろう収益を受け取る権利をみずほ信託銀行が小口化して機関投資家に販売し、その収益の一部をディーライツに支払うという手法で、未完成作品の権利を信託した例としては国内初の知財信託事例となりました。
Posted at 2009-3-24
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